ロッテ93年以来の借金27、6回降雨コールド負けに指揮官「納得いかない…」
12球団最速で50敗に到達「4回の詰めが甘かった」
ロッテの借金がふくれあがり、ついに93年以来24年ぶりの「27」になった。
4日の楽天戦で初回、先発の二木が岡島に先制ソロ。その裏、2死一、二塁から鈴木が則本のフォークに食らいつき、「天候がどうなるかわからないので、すぐ追いつけてよかった」と値千金のレフト同点適時打とした。
しかし、4回に二木が楽天打線につかまり、一挙4点を失う。台風接近で雨が強くなり、いつ中断してもおかしくない天候。なんとか試合を続行したが、4点を追う6回表終了後に中断し、わずか10分でコールドゲームが宣告された。
この黒星でロッテは不名誉な12球団最速で50敗に到達。「ちょっと納得いかない。人工芝だし、粘ってもよかった。今日は(チーム勝ち頭の)エースで、すぐ点を獲ったが、4回の詰めが甘かった」と、伊東監督は口惜しさをにじませていた。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)