上品さとしなやかさが魅力 「みんなのお姉ちゃん」は愛犬家【鷹ハニーズ名鑑】
「立ち振る舞いの女性らしさ、上品さはハニーズでトップクラス」
4年連続日本一を目指すソフトバンクのオフィシャルダンス&パフォーマンスチーム「ハニーズ」。シーズンの開幕が延期となり、ファンの前に立てない日々を送っている。現在、彼女たちも活動は自粛中。来たるべき開幕を待ち望んでいる。そんな新規メンバー7人、昨季からの継続メンバー12人の計19人となった彼女たち1人1人の魅力を紹介していく。
第13回は4年目となる「Lisaさん」だ。
○Lisa(4年目・福岡県出身)
ハニーズでも“ベテラン”となる4年目を迎えた「Lisa」さん。後輩たちを引っ張る立場になり「明るい元気キャラなので、それを忘れず、みんなのお姉ちゃんみたいな役割を担っていきたいですね」と、チーム全体の雰囲気作りに目を配って活動していくつもりだ。
幼少期からバレエに勤しんできた彼女の武器は動きの上品さ、しなやかさにある。「バレエをやってきたからこその可憐な動き、表現に注目していただきたいですね。みんなといい意味で違う、異色の存在かもしれません」。指先、足先まで研ぎ澄まされたパフォーマンスは必見だ。
ハニーズOGで現在、球団でハニーズを担当するエンターテインメント推進課の関まどかさんは「Lisa」さんの魅力をこう語る。「立ち振る舞いの女性らしさ、上品さはハニーズでトップクラス。面倒見も良くて、子供たちからも慕われるお姉さんキャラです」。子供にも愛されるキャラクターでもあるという。
3年間、ハニーズとして活動する中で一番大変なのは年3回あるメンバー内のオーディション。常にグラウンドでパフォーマンスできる“レギュラー”を決めるものだ。「自分との戦いという意味でもキツイです。でも、自分が1番成長できる場でもあります。お客様にいいパフォーマンスを見ていただくためなので、その期間で自分に勝たないといけない」。少しでもファンにいいパフォーマンスを見てもらいたい。その思いで練習を重ねている。
激動の日々の中で愛犬と戯れる時間が「1番の癒し」だという「Lisa」さん。「自分の100%以上でお客様の前に出るためには、自己管理も必要になってきます。体調だけじゃなくメンタル面も保ち続けるように気を配っています」。なかなか見通せない2020年の開幕。それでもファンの前に立つ日のため、練習を重ねていく。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)