柳田21号で4連勝、ソフトB今季最多貯金24 サファテ通算200S&今宮250犠打
柳田はリーグ単独トップの一発、サファテは外国人初の快挙
ソフトバンクが4連勝で5カード連続の勝ち越しを決めた。5日のオリックス戦(ヤフオクD)。1点差で迎えた5回に今宮の適時打、そして柳田の再びキング単独トップに立つ21号2ランが出て勝ち越しに成功。投手陣は3本のソロを許したものの、5-3で逃げ切って今季最多の貯金24とした。
初回、先頭の明石が左前安打で出塁すると、今宮が通算250犠打を達成する今季32個目の犠打を決めて1死二塁。ここで柳田が右前に弾き返す適時打を放ち先制に成功。逆転を許して迎えた5回には2死三塁から今宮が中前適時打を放って同点に追いつくと、柳田がオリックス先発・金子千尋から中堅バックスクリーン右に飛び込む特大の21号2ランを放って勝ち越した。
先発の武田は4回にT-岡田、マレーロにソロを浴びて2失点し、一時、逆転を許す。さらに1点ビハインドの5回に2つの四球とロメロの内野安打で2死満塁とされたところで無念の降板となった。
だが、後を受けた左腕の嘉弥真がTー岡田を空振り三振に切る好リリーフ。3番手・五十嵐が中島にソロを浴びたが、その後は森、岩嵜、サファテがオリックスの反撃を凌いだ。サファテは今季25セーブ目を挙げ、史上6人目、外国人としては初となる通算200セーブを達成した。
オリックスは先発の金子千尋は、5回にソフトバンク打線につかまり、5回6安打4失点で降板。これで自身4連敗となり、5月30日のヤクルト戦(京セラD)以来、5試合白星から見放されている。打線はT-岡田、マレーロ、中島に3本のアーチが出たものの、いずれもソロ本塁打で空砲に終わった。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)