“ドラ1対決”はDeNA濱口に軍配 阪神大山を好機で抑え7回途中1失点で降板
2打数無安打1四球も好機で2度凡退
5日のDeNA-阪神(横浜)で注目の“ドライチ対決”が展開された。
2位阪神は大山(白鴎大)が「5番・一塁」、3位DeNAは濱口(神奈川大)が先発した。
大山は1日のヤクルト戦でプロ初安打となる本塁打を放ち、チームの連敗を8で止める立役者に。翌2日にも2安打1打点で勝利に貢献しており、いい状態でこの一戦へ。一方の濱口は交流戦で3勝を挙げるなど、試合前まで3連勝中。今永と並ぶチームトップの5勝で阪神戦に臨んだ。
注目の初対決は1回2死一、三塁。大山はカウント2-2から131キロのフォークに空振り三振を喫した。3回2死では2ストライクと追い込まれながらも、際どいコースを見極めて四球で出塁した。
3度目の対決は阪神が1点を追う5回、無死一、二塁の好機だった。2者連続四球と制球に苦しむ濱口の内角直球に詰まらされて投ゴロ併殺。同点機を逸してしまった。
そして7回には2死一塁で大山を迎えたところで、115球を投げていた濱口は交代を告げられてマウンドを降りた。一方の大山もDeNAの2番手に右腕の加賀が出てきたことで代打・伊藤隼を送らて交代。注目のルーキー対決は大山の2打数無安打、1四球。2度の好機で凡退しており、両者の「勝負」は濱口に軍配があがった。
(Full-Count編集部)