楽天釜田、150キロ超連発の快投で4勝目 梨田監督も「いいピッチング」
最速154キロもマーク「フォームのタイミングがばっちりはまった」
150キロ超の速球を連発して、楽天釜田が自身3連勝となる今季4勝目をマークした。
5日のロッテ戦。「真っすぐの感覚がよかった。フォームのタイミングがばっちりはまった」と、2回1死一塁では153キロの速球でペーニャから空振り三振を奪うと、3回には田村を自己最速154キロで空振り三振。直球に加えて、カットボールのキレも抜群で「ランナーを結構だしたが、粘って投げられた」と振り返った。
1点リードの4回、角中、パラデスに連打で1死二、三塁とされ、鈴木には147キロの速球が甘く入り2点適時打を浴びたが、さすがは首位楽天の打線。5回、すぐにロッテのルーキー佐々木から2点を奪い逆転してくれた。
「何とか踏ん張っていれば、必ず野手が点をとってくれると思っていた」と釜田。1点リードの6回には2死二塁と一打同点の場面も、鈴木を敬遠気味に歩かせてペーニャと勝負した。カットボールで三邪飛に打ち取り、梨田監督は「ペーニャと勝負したあそこ。それなりにいいピッチングをしてくれた」と称えた。
釜田は6回6安打2失点7奪三振2四球で降板。7回からは、防御率0.00の福山、そしてハーマン、松井裕と「勝利の方程式」がつなぎ、打線にも9回にウィーラーの決定的な2ランが飛び出して、6-2で勝利。がっちり首位をキープした。