【球界名場面】「超一流はやることが違う」巨人坂本が日ハム大田に示した“敬意”
フェンスに激突しながら捕球した大田に脱帽した坂本
新型コロナウイルスの感染拡大でいまだ開幕の見通しが立たないプロ野球。選手、ファンにとってはもどかしい時間が流れているが、こんな時こそ過去の名場面を振り返り、気分を晴らしてみてはいかがだろう。ここでは、かつてチームメートだった巨人・坂本勇人内野手と日本ハム・大田泰示外野手のスポーツマンシップ溢れる名シーンを紹介する。
2019年6月14日、交流戦の日本ハム対巨人戦での出来事。5回に坂本が右方向に大きな飛球を放つと、右翼手の大田が打球を猛追。フェンスに激突し、倒れこみながらもがっちりと捕球した。このガッツあふれる好プレーに敬意を表したのが、アウトになった坂本だった。二塁上でヘルメットを脱ぎ、大田に敬意を表する。これに気づいた大田も照れ臭そうにそれに応えた。
2人は大田が2017年にトレードで移籍するまで巨人でチームメート。坂本と同じくドラフト1位で入団しながら巨人では結果を残せなかった大田だが、新天地で躍動する姿に坂本も嬉しくなったことだろう。この名シーンにファンからは「坂本最高すぎんか 日ハムファンも惚れたわ」「お互いイケメンなのにイケメンなことされたらお手上げやんけ」「超一流はやる事がちゃうな」「スポーツマンシップの鑑。素晴らしい光景です!」と感激していた。