【球界名場面】ダル伝説の“3人KO死球”が日本でも? 「これが本当のトリプルプレー」
スタンリッジ投げたボールが打者、捕手、審判にまで…
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、いまだ開幕の見通しが立たないプロ野球。選手、ファンにとってはもどかしい時間が流れているが、こんな時こそ過去の名場面を振り返り、気分を晴らしてみてはいかがだろう。ここではわずか1球で3人が負傷したまさかの珍プレーを紹介する。
2015年5月10日、ソフトバンク対楽天戦での一幕。ソフトバンク・スタンリッジの投球が打者ペーニャの太ももを直撃、そのまま跳ね返り捕手・鶴岡の手首に、さらには球審をも巻き込んでの3重の“玉突き事故”に発展した。
一番最初に直撃を受けたはずのペーニャは悠々とバットを置き一塁へ進んだが、鶴岡と球審は悶絶。まさに“一石三鳥”の非常に珍しいプレーとなった。
2019年にはカブスのダルビッシュ有投手が敵地マーリンズ戦で99マイル(約159キロ)の剛球がブリンソンの股間をかすめて、オノラ球審の胸元を直撃。さらに女房役のコントラレスをも直撃する“3死球”が話題となっていた。
3人をKOした死球にファンも「これが本当のトリプルプレイ」、「ドッヂボールなら確実にヒーロー」、「これはさすがに笑いました」というコメントのほか「ダルビッシュの3人命中を見て、こちらも見たくなった」と盛り上がっていた。