【球界名場面】「伝説の始まり」は全球直球勝負! 二刀流・大谷翔平のプロ初登板
152、154、156… ランナーを背負い尻上がりに球速を上げていく大谷翔平
新型コロナウイルスの感染拡大でいまだ開幕の見通しが立たないプロ野球。選手、ファンにとってはもどかしい時間が流れているが、こんな時こそ過去の名場面や珍場面で気分を晴らしてみてはいかがだろう? ここでは、今や伝説となった二刀流・大谷翔平投手のプロ初登板を紹介。プロ1年目、18歳の若き怪物をご覧いただこう。
2013年5月23日、日本ハムとヤクルトの一戦。プロ初登板の日本ハム・大谷翔平は初球から152キロを計測、怪物の片鱗を見せつける。内野ゴロで出塁を許した走者は、二盗、送りバントで三塁へ。得点圏に走者を背負い、ここで怪物がリミッターを外す。
154キロ、156キロと徐々に球速を増し、最後は4-3-2のダブルプレー。実況や解説が変化球を予想するなか、終わってみれば最後までストレート一本で、まったく臆することなくプロ初登板の初回を締めくくった。
二刀流伝説の始まりにふさわしい全球直球勝負に、ファンからは「本当に冷静でルーキーとは思えない」、「始まりにふさわしい濃い1回だった」、「これ嫌と言うほど見たけど、何度見ても嫌にならない」、「唯一実写化に成功したアニメ」と絶賛するコメントが上がった。