オリックス、吉田正復帰で連敗4でストップ 先制打含む2安打2打点の活躍
腰痛からこの日1軍昇格、「3番・左翼」で即結果…ディクソンは7勝目
オリックスがロッテを4-0で下し、連敗を4で止めた。9日のロッテ戦(京セラD)。今季初めて1軍昇格を果たした吉田正が先制の適時打を放つなど、2安打2打点と活躍。先発のディクソンがロッテ打線を7回を無失点に封じる好投で逃げ切り、7勝目を挙げた。
頼れる男が帰ってきた。3月下旬に訴えた腰痛の影響で戦線を離れていた吉田正が、この日ようやく1軍に今季初昇格。そして、「3番・DH」でスタメン出場すると、早速チームに貢献する一打を放った。
3回。マレーロ、若月の安打、大城の遊撃内野安打などで作った2死満塁のチャンス。ここでこの日2度目の打席に立った吉田正が、ロッテ先発の石川から中前へ2点適時打。チームに2点の先制点をもたらした。
8回には吉田正が絡み、追加点が生まれた。先頭の大城が左翼への二塁打。吉田正が中前打で無死一、三塁と好機拡大すると、4番ロメロが左前適時打、2死三塁の後、T-岡田が左前適時打ーを放ち、この回2点を奪った。
このリードを投手が守り抜いた。先発のディクソンは、ロッテ打線から9つの三振を奪う好投で、7回まで5安打無失点に封じた。8回はドラフト2位ルーキーの黒木、そして9回は守護神・平野佳が抑え、逃げ切り勝ちを収めた。
ロッテは先発の石川が8回まで8安打を許しながらも、2失点と試合を作ったが、打線がオリックス投手陣の前に得点を奪えなかった。連勝は2でストップとなった。
(Full-Count編集部)