【球界名場面】「これはえぐい」今や珍しいライト大谷翔平の驚愕レーザービーム
2013年、当時高卒ルーキーだった大谷翔平が見せた衝撃のレーザービーム
新型コロナウイルスの感染拡大を受けプロ野球の開幕は再延期が決まった。緊急事態宣言も出た今、「#Stay Home」プロジェクトも広がっている。選手、ファンにとってはもどかしい時間が流れているが、こんな時こそ過去の名場面を振り返ってみるのはいかがでしょうか?
2013年6月15日、札幌ドームで行われた広島戦で、驚愕のレーザービームを披露したのは、今やメジャーでも知らぬ者がいないほどの選手となった大谷翔平投手。当時まだ19歳だった二刀流右腕がファンの度肝を抜いた。
今では投手と指名打者での二刀流が主となっている大谷だが、プロ入り1年目は外野手としても54試合に出場している。2年目の8試合を最後に外野手としては出ていない。なかなかお目にかかることのできなくなったレアな姿である。
この日は「3番・右翼」でスタメン出場した大谷。レーザービームは5回2死の場面で発動される。広島の堂林翔太がウルフから放った打球は大きな飛球となって大谷の頭上を襲う。ボールは右翼フェンスを直撃。大谷は見事な位置取りでクッションボールを処理すると、すぐに二塁へと送球した。
この送球が尋常ではなかった、見る限り大谷は軽々とボールを投じている。それでいて、送球は矢のような低い球筋を描くと、そのままなかなか落ちてこない。ベース手前でワンバウンドし、見事なストライク送球に。惜しくも堂林を刺すことはできなかったが、とてつもない返球に球場も大歓声に包まれた。
この大谷の驚愕送球を「送球ってこんなに伸びるんだね。驚きだね」と紹介した「パーソル パ・リーグTV」の動画。ファンからは「こんなに凄い選手が日本のプロ野球にいたんだなぁ…」「あの打球をアウトかセーフかギリギリにしてる時点で神」「高卒ルーキーの頃なんですよね、これ」「大谷翔平ってすごいね」「軽く投げてこれはえぐい」と、高卒1年目の19歳だった大谷が示したポテンシャルの高さに驚いていた。