鷹・明石「食事あるのが当たり前と思っていたけど…」これまでの日常に感謝
自主練習期間中は体幹強化に注力「コアがバテるとパフォーマンスに関わる」
ソフトバンクの明石健志内野手が23日、本拠地PayPayドームで自主練習を行い、練習終了後にオンライン会見で報道陣に対応した。開幕が見通せない中での練習が続くが、「ドームを開けていただいているのが助かっていますし、ありがたく思っています」と練習できる環境に感謝した。
自主練習期間は主にランニングや体幹の強化に時間を費やしているという明石。「コアの部分がバテてくるとパフォーマンスにも関わってくる。ちょっとのことでバッティングが崩れることが多いので、そこを中心にやっています」と、現在の取り組みの狙いを語った。
過ごす時間の長くなった自宅では夫人の家事の手伝いを行うようになったという。「普段は料理は全くしないんですけど、野菜を洗ったりとかお皿を出したりとか、お米を炊くのは僕の担当なんで炊いています」と明かし「普段、試合が終わって帰って食事があるのが当たり前だと思っていましたけど、その過程、1つのメニューを作るのにもすごく時間がかかっているんだな、と思いました」と妻への感謝も口にした。
交流戦の中止が決まり、開幕もまだ決まらぬ状態が続く。「誰しもが本当に難しい選択だと思うんですけど、僕らがあまりそのことに対して発言もできませんし、僕らは何月になっても、開幕してくれることを願ってますし、開幕して欲しいと思っている。日本の野球ファンの人に姿を見せることを楽しみに練習しています」と明石。いつになるか分からぬ開幕に向けて、気持ちを切らさずに練習を続けている。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)