【球界名場面】「かわいい体型して化け物」 西武中村の“神判断”&“神走塁”3連発
50メートル6秒台の俊足だけでなく、異次元の走塁センスを見せた“おかわり君”
新型コロナウイルスの感染拡大を受けプロ野球の開幕は再延期が決定。緊急事態宣言も出た今、「# Stay Home」プロジェクトも広がっている。選手、ファンにとってはもどかしい時間が続いているが、こんな時こそ過去の名場面を振り返ってみるのはいかがだろう。ここでは「おかわり君」こと西武・中村剛也内野手が見せた“神走塁”を紹介する。
2019年8月21日、西武対日本ハム戦。打者・山川の放ったライナーは一瞬でショートのグラブに収まった。反応したショートはもとより、目をみはるのは瞬時に帰塁した二塁走者の中村。続く打者のセカンドライナーでも隙を見せず塁に戻り、2打席続けて併殺のピンチを切り抜ける。
さらに続くショートへの当たりでは、野手がボールを弾くのを確認した瞬間に急加速。3度目の正直とばかりに一気に本塁生還を果たし、巨体らしからぬ“神判断”&“神走塁”で球場を沸かせた。
意外にも走塁には定評のある中村だが、「パーソル パ・リーグTV」のYouTubeチャンネルで動画が公開されているこの一連のプレーにはファンからも「これは本当に神走塁」、「かわいい体型してるくせに50メートル6秒台という化け物」、「野球センス異次元」とあらためて驚きの声が上がった。