マーリンズ加入でイチローの打席数はどうなる? MLB公式サイトが特集
340打席は確保可能? イチローは「リーグ最高の4番手の外野手」
マーリンズが、契約合意に達しているイチロー外野手をリーグ最高の4番手外野手と評価していると地元メディアが伝えた。MLB公式サイトが「イチローの打席数を模索することはマーリンズにとって嬉しい悩み」と特集。北米スポーツ史上最高年俸選手となったジャンカルロ・スタントン外野手が、昨季終盤に顔面に投球を受けた後遺症に苦しんだ場合の保証にもなるという。心配される打席数についても、予想以上に多くなる可能性がありそうだ。
マーリンズの外野布陣は、イチロー加入前の段階からすでに盤石という評価を球団内外から手にしていた。
「マーリンズはクリスチャン・イェリッチ、マルセル・オズナ、ジャンカルロ・スタントンによる外野手のトリオがナ・リーグ最強であると自信を持っている。そして、イチロー・スズキをロースターに加えたことで、リーグ最高の4番手の外野手を獲得したと感じている」
記事ではこう言及。球団側は、現在最強の外野陣に加わることになったイチローについて、バックアッパーとして最強と評価しているようだ。そして、マイク・レドモンド監督にとっては、年俸200万ドル(約2億3700万円)の1年契約を結んだイチローの出場機会を模索することが「挑戦」だとも伝えている。
「スズキは世界的なセンセーションだ。そして、マーリンズ初の日本人選手でもある。彼は3000本安打への挑戦を続ける一方、元ア・リーグMVPで10度オールスターに選出された選手は指名打者のないリーグではベンチからの出番となる。彼はリーグ通算2844安打でシーズンに突入する」
昨年ヤンキースで5番手の外野手という立場からキャンプインしたイチローは、限定的な役割ながら着実に結果を出し、出場機会を掴み取って、385打席に立った。打率は2割8分4厘を残している。