日ハム大谷、今季初登板も自己最短1回1/3で降板 わずか29球で3四球4失点
最速158キロも制球定まらず、押し出し四球で降板にスタンドどよめき
日本ハムの大谷翔平投手が12日、敵地でのオリックス戦で今季初登板。わずか29球で降板した。1回1/3を2安打3四球2奪三振4失点だった。
初回、大谷は先頭小島への初球に155キロを計時。制球に苦しみ、四球を与えた。続く駿太には3球ストレートの後、144キロのフォークで空振り三振。吉田正は155キロの直球で一ゴロ併殺打に仕留め、結果的に3人で攻撃を終わらせた。
2回は先頭ロメロを直球とスライダーで追い込み、146キロのフォークで空振り三振。小谷野は四球、マレーロは三塁への内野安打、T-岡田はライト前ヒットで満塁に。ここで大城にはストレートの押し出し四球。すべて外角低めへのボール球だった。
ここで栗山監督がベンチから出てきて、スタンドからどよめきが起こる中で降板を告げた。大谷の2017年初登板は、29球で終わった。最速は158キロだった。2番手メンドーサが続く伊藤にレフト線への走者一掃の二塁打を浴び、大谷の失点は「4」に。1回1/3での降板は、先発登板ではプロ最短となった。