ジーター氏らの米殿堂入り式典が来夏に延期へ「2年分を行わざるを得ない」
米国野球殿堂入り式典も1年延期へ、米全国紙が伝える
今夏の米国野球殿堂セレモニーの開催が新型コロナウイルスの影響を受け、来年まで延期される見通しと米全国紙「USAトゥデイ」が伝えた。元ヤンキースのデレク・ジーター氏、元ロッキーズで首位打者3度のラリー・ウォーカー氏が1月に殿堂入りし、7月24日から26日に殿堂入り式典が行われる予定だった。
ニューヨーク州クーパーズタウンにある米国野球殿堂博物館は現在休館中。同紙は「米国野球殿堂は最終決定をする前に今週役員を集めて話し合う予定であるが、新型コロナウイルスの感染が全国的に拡大することもあり、1年間遅らせて(2020年と2021年の殿堂入り式典)2年分を行わざるを得ないだろう」と伝えた。
通算2774安打、438本塁打、314盗塁を記録し、2010年に米野球殿堂入りしたアンドレ・ドーソン氏は「どうやって殿堂入り式典を行うっていうんだい? 私はそれを望んでいない。大勢の人が集まることを考えて欲しい。これにはリスクがあり過ぎる」と話している。
(Full-Count編集部)