黒田博樹氏が女性ファッション誌と“異色コラボ” NY撮影で表紙に登場
広島復帰の際に「男気」が話題となった右腕、特別号の表紙に登場
日米通算203勝を挙げた黒田博樹氏が女性ファッション誌の表紙に抜擢されることが分かった。メジャーリーグから広島に復帰した際には「男気」が話題となった右腕と女性誌の異色の“コラボ”は話題となりそうだ。
昨季限りで現役を引退した黒田氏が登場するのは、今年創刊150周年を迎えたニューヨーク発の女性ファッション誌「Harper’s BAZAAR」の日本版「ハーパーズ バザー」9月号。これまでも「ハーパーズ バザー」日本版では通常版とは異なる表紙デザインでセレブリティが登場する特別版を随時発行しており、市川海老蔵さん、ジェジュンさん、レディー・ガガさんなどがカバーを飾っている。
特別版10号目となる今回は、黒田氏との異色のコラボレーションが実現。黒田氏が表紙に登場する特別版は20日から数量限定で発売される。初となる女性ファッション誌のファッション撮影にニューヨークで挑み、ハイブランドのウェアをクールに着こなす黒田氏のロングインタビューも掲載されている。
黒田氏は1996年のドラフト2位で専修大から広島に入団。エースとして活躍後、海外FA権を行使して2008年にドジャースに入団した。その後、ヤンキースでもエース級の活躍を見せ、2015年に8年ぶりに広島に復帰。MLB球団から年俸20億円を超えるオファーを受けながら、推定4億円を提示した広島に復帰したことが大きな話題となった。
復帰後は投球だけでなく、精神的支柱としての役割も果たし、昨年7月に日米通算200勝を達成。25年ぶりのリーグ制覇にも大きく貢献し、昨季限りでユニホームを脱いだ。今年は解説者を務めることもある黒田氏だが、女性誌という“フィールド”で新たな魅力を見せている。