プロ最短KO降板のホークス松本が感じた課題「ボール自体は悪くなかった…」
3年目松本、初の地方球場先発で4回7安打3失点
3年目の右腕にとっては、課題を感じるマウンドとなった。19日の西武戦(北九州)。自身初となる「鷹の祭典」で先発マウンドに上がった松本裕樹投手は、4回7安打3失点でKOされ、試合後は「ゲームを作ることができなかったので、チームに申し訳なかったです」と肩を落とした。
初回から細かい制球に苦しんだ。先頭の秋山に四球を与えると、浅村の左前打、メヒアには左中間を破られる二塁打を浴び、いきなり2点を失った。2、3回は無失点に抑えたものの、4回には2死二塁から金子侑に中前適時打を浴びて3点目を失った。
初の地方球場での登板も影響したのか、プロ初先発となった5月27日の日本ハム戦(札幌D)から8試合目の先発で、最短となる4回KOとなり「ボール自体は悪くなかった。制球面が良くなかったです」と右腕は反省。工藤公康監督も「松本も今日はあまり良くなかった。次はしっかり投げてほしい」と奮起に期待していた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)