GG賞三塁手の膝つき送球VSメジャー盗塁王の快足、軍配は?
シーガーとアルテューベの見応えある対決
19日(日本時間20日)に行われたアストロズ-マリナーズの一戦(ミニッツメイド・パーク、マリナーズが4-1で勝利)で三塁手の超美技とメジャー盗塁王の快足がぶつかり合うシーンがあった。
3回、アストロズの攻撃の場面だ。アストロズの好打者アルテューベが2死走者なしの場面で三塁方向へ打球を放った。これに好捕を見せたのが三塁手のシーガー。三遊間へ飛んだボールに横っ飛び。ショートバウンドにうまくグラブを合わせて捕球すると反転し、片膝をついた姿勢のまま、一塁へ送球した。
2014年にゴールドグラブ賞を受賞している29歳の流れるような守備。しかし、アルテューベも負けていなかった。昨年まで5年連続30盗塁以上&2度の盗塁王に輝き、今季も19盗塁を誇る韋駄天はあっという間に一塁に到達。際どいタイミングとなったが、セーフの判定が下された。これにはアストロズの本拠地からも大歓声が沸き起こった。
メジャーの力と力がぶつかり合った見応えのある対決はアルテューベの足に軍配。しかし、直後、アルテューベは二盗を狙ったものの、ズニーノの好送球に刺されてしまった。