8勝目の前田健太、先発15試合到達で今季初の出来高=約1億1200万円獲得
基本給は約3.4億円も、昨季は10億円に迫る出来高を獲得
19日(日本時間20日)に敵地ホワイトソックス戦で今季8勝目(4敗)を飾ったドジャース前田健太投手。この日の登板で今季先発は15試合目をマーク。これに伴い、今季初の出来高となる100万ドル(約1億1200万円)を獲得した。
昨季からドジャースと8年2500万ドル(約28億300万円)の契約を結んだ右腕は、2023年まで基本年俸が300万ドル(約3億3600万円)と破格の安さだが、毎年一定の条件をクリアすると多額の出来高が加算されることになっている。昨年は開幕メジャー入りで15万ドル(約1700万円)、先発として32試合に登板したため650万ドル(約7億2900万円)、投球回が175回2/3だったため225万ドル(約2億5200万円)、これだけでも合計890万ドル(約9億9800万円)の出来高を獲得した。
開幕からパフォーマンスが上がらなかった今季は、途中にリリーフへ配置転換されたこともあり、登板17試合のうち2試合は救援としての登板だった。19日の登板を終えて、投球イニング数は83回。投球回による出来高は90イニング達成から発生するため、あと7イニングで次の出来高25万ドル(約2800万円)が手に入る。
今季前半は先発した試合でも早期降板が多く、昨季ほどの投球回による出来高獲得は期待できないかもしれないが、このまま先発ローテにとどまれば基本給を超える出来高獲得が期待できそうだ。2年連続2桁勝利まで2勝と迫った前田の活躍に期待したい。
(Full-Count編集部)