ソフトB武田が6回1安打無失点に手応え「いい時みたいな感じが出てきた」
女房役に感謝「高谷さんがうまくリードしてくれた」
ソフトバンクの武田翔太が22日のロッテ戦で6回を1安打8奪三振無失点の好投を見せた。今季初めて無失点でマウンドを降りた右腕は「高谷さんがうまくリードしてくれました。緩急をうまく使えましたし、リズム、テンポ良く投げれました。いい時みたいな感じが出てきたので、また次につながると思います」と手応えを口にした。
武田は右肩痛からの復帰後、6月28日の日本ハム戦と7月5日のオリックス戦で登板したが、ともに4回2/3で降板。勝敗こそつかなかったが、本来のピッチングを取り戻せずにいた。今回の登板にあたっては「上と下(上半身と下半身)のタイミングを合わせることと、自然に力が入っていたところの修正」を心掛けてきた。
21日の練習時には、今季途中からロッテに加入したペーニャとの再会を楽しむ場面もあった武田。「一番気をつけたいのは一発。すごいのが入ったからね」と、かつてのチームメートへの警戒も口にし、報道陣との雑談では20日の夜7時半から21日の朝10時半まで爆睡したことを暴露。「これだけ寝るのってボクもおっさんですかね」とリラックスした様子を見せていた。
迎えたこの日の登板では6回までヒット1本に抑えるピッチングを披露。4回の今宮のソロ弾で得た1点のリードを守ってマウンドを降りた。2勝目の権利を得た右腕は、勝てば4月5日以来108日ぶりの白星となる。
(Full-Count編集部)