ソフトB今宮、看板直撃三塁打で賞金100万円 被災地思い「恩返しに使いたい」

ソフトバンク・今宮健太【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・今宮健太【写真:荒川祐史】

先制のソロ弾含む猛打賞、前日に復帰「昨日よりは全然よかった」

 22日のロッテ戦で、ソフトバンクの今宮健太が先制6号ソロを含む猛打賞の活躍で2-0での勝利に貢献。フェンスの福岡銀行の看板を直撃する三塁打を放って、賞金100万円もゲットした。

 ロッテの先発・二木康太の前に手も足も出なかった試合序盤。4回1死まで1人のランナーも出せない重苦しい雰囲気を、今宮のひと振りが吹き飛ばした。2球ファール、1球ボールの後の4球目、内角低めにきたストレートをうまく体を回転させてレフトスタンドまで運んでみせた。

「打った瞬間入ったと思った」という6号の先制ソロ弾。「何とか対応しようと体が反応して打てたホームラン。あれだけフォークで空振りを取っていたし、思っている以上に(二木が)良かったので『フォークが来るだろうな』と(決めつけて)思っていたら多分打てていないと思う」。

 その一発をきっかけに7回にはライト前、8回にはライトフェンス直撃の三塁打と、3打席連続のヒットを記録した。「(スタメンに復帰した)昨日よりは全然よかった。やっぱり真っ直ぐをはじき返せることが大事」と納得の猛打賞だ。

大分出身で九州北部豪雨の被災地とも縁、賞金は「恩返しのために使いたい」

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