ファウル球の危険を“疑似体験”!? カメラ直撃トラウト打球のド迫力映像
左腕プライズの153キロ速球をファウル→一塁カメラ席へ一直線
ファウルボールにご注意を…。球場に出掛けた時には必ず聞くおなじみのフレーズだが、ファウルボールがどのくらいの速さで飛んでくるか、その速さと恐怖を実際に知る人は少ない。そんなファウルボールの危険性を“疑似体験”できる映像が、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」で公開された。
22日(日本時間23日)に行われたアナハイムでのレッドソックスvsエンゼルスの一戦だ。3回裏、1死一塁の場面で打席に立ったエンゼルスのトラウトは、レッドソックス先発プライスの95マイル(約153キロ)内角速球を振った。すると、バットから勢いよく飛び出した打球は、フェアゾーンではなく一塁側カメラ席へ一直線に飛び込み、なんとテレビカメラを直撃してしまった。
幸い破壊されなかったカメラは、奇跡的にもトラウトのバットから飛び出した打球が直撃するまでの一部始終を記録に収めていた。バットに当たったと思った次の瞬間、打球はド迫力でカメラに向かって直撃。一瞬の出来事に、その場で凍り付いてしまう人も少なくないだろう。
ファウルボールがカメラに当たる瞬間を見ていた実況も「オウッ」「ワォッ」と驚きの声しか上がらず。カメラマンに当たらなかったことは不幸中の幸いで、打席のトラウトも「良かった」とばかりに苦笑を浮かべるしかなかった。
より安全に野球観戦を楽しむためにも、この映像で恐怖の“疑似体験”をしておくのは、賢い策かもしれない。