台湾プロ野球で乱闘騒ぎ 打者走者に送球直撃→守備妨害ならずで投手ブチ切れ
中信兄弟ロジャースは審判団に暴言を吐いて退場、乱闘騒ぎを起こした
台湾プロ野球(CBPL)でラフプレーの判定を巡って、あわや乱闘の騒ぎが起きた。台湾プロ野球の公式YouTubeチャンネルが乱闘騒動の一部始終を伝えている。
審判への暴言で退場となり、乱闘騒ぎを起こしたのは中信兄弟のエスミル・ロジャース投手だ。9日の台湾楽天戦の3回、無死一、二塁のバントを処理した際、ロジャースの送球が打者走者の後頭部を直撃。中信兄弟側は打者走者が走路内側を走って送球を塞いだとして守備妨害をアピールしたが、審判団の判定はセーフのまま。ロジャースはこの判定にイラ立ったようだ。投手交代で降板する際に審判に暴言。退場を宣告されると、審判団に詰め寄る一触即発の乱闘騒ぎとなった。
米スポーツ局のスペイン語圏向け「ESPNドミニカ」は「ロジャースは審判に対して堪忍袋の緒が切れた」と公式ツイッターに投稿して注目した。この日、ロジャースは2回0/3、5安打5失点(自責点4)4四死球。成績不振で2軍降格となった。何とも後味の悪い登板となった。