Aロッド、早期の開幕に向け持論展開 「オーナーも選手も足並みを揃える時だ」
「結局は、今日プレーしなければ、明日勝つことは出来ない」
新型コロナウイルスの感染拡大で開幕が遅れているメジャーリーグ。7月中の開幕、試合数削減による年俸の減俸案などに選手会側は不満の声を上げている。そんな中、元ヤンキースの主砲アレックス・ロドリゲス氏は「協力しなければならない」と自身のツイッターで思いを訴えた。
開幕が決まらないメジャーリーグに元ヤンキース主砲が切実な思いを口にした。Aロッド氏は自身のツイッターで動画を公開。
「この素晴らしいゲームで人々が戦っているところを見たくない。過去は関係ない、ストライキも関係ない。今はオーナーも選手も足並みを揃える時だ。みんな欲しいものは一緒だ。みんな野球を救いたい、野球がやりたいと思っている」
「選手はプレーしたい。ファンは試合が見たい。結局は、今日プレーしなければ、明日勝つことは出来ない。こんなことは二度と起きないと願っている。今回のことは、今まで見たこともないようなことだ。私は今こそ選手とオーナーが一緒になって物事を考えるべき時だと言いたい。もし100ドルあるとして、NBAのように選手が50ドル、オーナーが50ドル取る。それで、ファンに野球を見せて欲しい。ファンにありがとうという気持ちを込めて」
Aロッド氏は開幕を待ちわびるファンのために選手会とMLB機構が足並みを揃え、話合いを“早期決着”させる必要があることを強調した。
これに米ヤフー・スポーツも「アレックス・ロドリゲスはMLBプレーヤーとオーナーが“野球を救う”ために協力しなければならないと語った」と速報している。ヤンキースなどで通算696本塁打を放ち、球界を盛り上げてきたOBの言葉は響くのだろうか。
(Full-Count編集部)