【始球式名場面番外編】開脚逆立ちから一回転! 19歳女子体操金メダリストのアクロバティック投法
レンジャーズファンのコシャン選手は興奮した様子でインタビューに応じた
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開幕の無期限延期が決まったプロ野球。選手、ファンにとってはもどかしい時間が流れているが、こんな時こそ過去の名場面を振り返り、少しばかり気を晴らしてみてはいかがだろう。ここで番外編。日本以外のプロ野球で行った始球式名場面を紹介する。これを見て、少しでもファンの方々が心を癒していただければ幸いだ。
2016年9月3日、グローブライフパークでのレンジャーズ対アストロズ戦で始球式を務めたのは、同年のリオ五輪団体で金メダル、段違い平行棒で銀メダルを獲得したマディソン・コシャン選手。当時19歳でUCLAの学生だった彼女は、白のホットパンツ姿でマウンドに上がると持ち前の柔軟性で“開脚逆立ち”を披露。そのまま一回転してボールを拾うと、見事ノーバウンド投球で観客を沸かせた。
テキサス州ダラス出身で、始球式の1か月前には「レンジャーズ戦での始球式に超ワクワクしているの。頑張って、レンジャーズ!!」と自身のツイッターに投稿するなど、大のレンジャーズファンのコシャン選手。大舞台でも堂々としたパフォーマンスに、地元メディアからも「金メダルに値する球」、「アクロバティックな始球式」、「優雅な投球を見せた」と絶賛の嵐だった。