イチロー2安打&5出塁の活躍、マ軍22得点大勝 10失点ダルビッシュは9敗目
ダルビッシュ1試合自責10は日本人メジャーリーガーでワースト記録に
マーリンズが26日(日本時間27日)の敵地レンジャーズ戦で大量22点を挙げ、22-10で大勝した。「6番・右翼」でスタメン出場したイチローは3打数2安打1打点3得点3四球で5出塁の活躍。今季3度目のマルチ安打でメジャー通算3059安打とし、歴代22位のクレイグ・ビジオ(3060本)まで残り「1」となった。一方、レンジャーズの先発を託されたダルビッシュ有投手は4回途中9安打、自己ワーストの10失点(自責10)で9敗目(6勝)。自身5連敗で防御率4.01となった。
2014年以来、3年ぶりとなったイチローVSダルビッシュはイチローに軍配が上がった。ダルビッシュは初回、いきなりゴードンに先頭打者弾を被弾するとイエリッチにもバックスクリーンにソロ弾を被弾。2回、イチローの第1打席はショートゴロに打ち取ったものの、味方打線が1点差に迫った3回には連打で無死一、三塁のピンチを招くと、イチローに右中間へタイムリー二塁打を浴びた。
ダルビッシュはさらに失点を重ねてこの回途中で降板。イチローはその後、3打席連続で四球を選ぶと、9回無死二塁の場面の第6打席では左前安打を放ち、今季3度目のマルチ安打をマークした。
この日は両軍とも2桁安打を放ち、計32得点の乱打戦に。イチローはその中で5出塁と勝利に貢献し、打率は.234に。また米データサイト「ファングラフス」によると、イチローの3四球はマリナーズ時代の2005年9月27日レンジャーズ戦以来、12年ぶり6度目。またこの時は3四球とも故意四球で、敬遠を除く1試合3四球は2003年4月12日レンジャーズ戦以来、14年ぶり2度目となった。一方、ダルビッシュの1試合自責10は日本人メジャーリーガーでワースト記録となった。
(Full-Count編集部)