鷹、楽天撃破で1.5差　東浜10勝目＆“鬼門”仙台で初白星、中村晃＆デスパ2打点

東浜がパトップタイ10勝目＆自身初2桁勝利、ソフトバンクは連敗2で止める

　2位・ソフトバンクが27日にKoboパーク宮城で行われた首位・楽天戦で5-1と勝利し、ゲーム差を再び「1.5」に縮めた。先発の東浜が8回途中1失点の好投でリーグトップタイの10勝目。プロ入りから未勝利だった“鬼門”仙台で待望の初勝利を挙げ、自身初の2桁勝利となった。また中村晃、デスパイネがともに2安打2打点と活躍。ソフトバンクは連敗を2で止め、楽天は連勝が4で止まった。

　26日の首位攻防第1ラウンドを落としたソフトバンクは0-0で迎えた4回1死二、三塁の好機で中村晃が相手先発の岸から先制の2点適時打。6回にはデスパイネの適時打でリードを3点に広げた。7回に1点を返されたが、8回にデスパイネが再びタイムリーを放ち、9回には今宮のタイムリーでダメ押しした。

　東浜は初回先頭の島内にいきなり二塁打を浴びたものの後続を断って無失点に抑えると、6回まで3安打に抑える好投。7回1死三塁からクルーズの遊ゴロの間に1点を失ったが、8回途中までこの1点に抑えてマウンドを降りた。東浜はプロ入り後、ここまで仙台で5試合に登板し5連敗中でこの日は待望の初白星となった。対する岸は8回途中7安打4失点で4敗目となった。