【球界名場面】自打球ならぬ“自打棒”が直撃! 西武炭谷を襲った悲劇に「不運にも程がある」
折れたバットの先端がそのまま半回転し、炭谷の後頭部を直撃した
新型コロナウイルスの感染拡大で開幕が延期となっている日本のプロ野球。選手、ファンにとってはもどかしい時間が続いているが、こんな時こそ過去の名場面を振り返り少しばかり気を晴らしてみてはいかがだろう。ここでは「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeで公開されている動画の中から、特に印象的な名場面を振り返ってみたい。
2013年5月1日、ソフトバンク対西武の一戦。炭谷は8回2死走者なしの場面で寺原と対戦。外角低めの直球にバットが折れ二ゴロに倒れたが、なぜか一塁ベース上で座り込んでしまった。
炭谷の打席を振り返ってみると、折れたバットの先端がそのまま自身の首付近を直撃。一塁まで駆け抜けるも、あまりの痛みにそこからしばらくは立ち上がることすらできず、攻守交替の間に両脇を支えられながらベンチに引き上げることに。
幸い大事には至らなかったが、当たり所が悪ければ大怪我にもなりかねないプレーに、ファンからは「これは痛い」、「痛そう」、「どんだけ痛くても一塁まで走ったのはさすが」、「不運にもほどがあるだろ」、「不可抗力で避けようがないのはネックやね」と炭谷を気遣う声が上がった。