西武6連勝 中村がトップタイ23号ソロ&“激走”で存在感 菊池もトップ10勝
菊池は7回12奪三振無失点の快投、中村はタッチアップでスピード披露
西武は27日、本拠地でのオリックス戦に2-0で勝利し、6連勝を飾った。先発・菊池が7回5安打無失点12奪三振2四死球の快投でリーグトップタイの10勝目。打線は3回に3番浅村のタイムリー内野安打で先制すると、4番中村が8回にダメ押しの一発を放った。中村は“激走”でもスタジアムを沸かせるなど、存在感を見せた。
菊池は4回までに8三振を奪う快投。5回は1死満塁のピンチで吉田正を併殺に仕留めて切り抜けた。6回も1死一、二塁で後続を断って無失点。7回は2三振を奪うなど3者凡退に仕留めてお役御免となった。
打線は3回の浅村のタイムリー内野安打による1点しか奪えなかったが、8回に主砲のバットが火を噴いた。2死走者なしで中村が近藤からレフト上段への豪快な一発。リーグトップに並ぶ23号ソロで貴重な追加点をもたらした。
中村は6回には内野安打で出塁すると、犠打で二塁に進んだ後、山川のレフトフライでタッチアップ。スピードを見せつけて三塁に到達し、見せ場を作っていた。
西武はシュリッター、増田とつないで完封勝利。投打の主役が活躍し、6連勝を飾った。