ダルビッシュ、「違い作れる存在」の中で「最も移籍の可能性が高い投手」に
MLB公式サイトがアンケート実施、ダルビッシュが最多の38%の票集める
レンジャーズのダルビッシュ有投手は26日(日本時間27日)、本拠地マーリンズ戦に先発し、3回2/3で9安打を浴びて自己ワーストの10失点(自責10)で降板した。チームもマーリンズ史上最多22得点を許し、10-22で惨敗。7月末のトレード期限が迫る中、よもやの大炎上となった右腕は自身5連敗で9敗目(6勝)を喫したが、その評価は依然として絶大だ。
MLB公式ツイッターでは、トレード期限を前にメジャーファンに対してアンケート調査を実施。「月曜までに最もトレードされそうなディファレンス・メーカーは誰?」と4択の質問を展開した。
“ディファレンス・メーカー”とは文字通り「違いを作れる存在」。ポストシーズンで勝ち抜くために、残り2か月のレギュラーシーズンで勝ち星を稼ぎ、強敵相手の短期決戦でも結果を出せるタレントのことだろう。
この4択には豪華絢爛な名前が挙がった。
オリオールズの守護神でア・リーグ新記録となる55試合連続セーブ成功を記録したザック・ブリトン投手。トルネード投法で知られるジャイアンツのジョニー・クエト投手。2011年にサイ・ヤング賞とMVPに輝いたタイガースの剛腕ジャスティン・バーランダー。メジャー屈指の名投手とともに、ダルビッシュの名前が“ディファレンス・メーカー”としてピックアップされた。
そして、アンケートの結果は、ダルビッシュが38%でトップ。2位がバーランダーで26%、3位がブリトンで20%、4位のクエトは16%だった。
トレード確率が最も高い“ディファレンス・メーカー”となったダルビッシュ。移籍の場合は優勝請負人の期待が高まっている。
(Full-Count編集部)