「お前たちは黙ってろ」通算1551勝の名将が年俸カット不満のCY賞左腕を批判
3度の最優秀監督賞ショーウォルター氏が新たな年俸削減策への不満を漏らしたレイズ・スネルらを批判した
ヤンキース、オリオールズなどで監督を務め、3度の最優秀監督賞に選ばれたバック・ショーウォルター氏が大リーグ機構が提示した新たな年俸削減策に不満を漏らしたレイズのブレイク・スネル投手らを痛烈に批判した。米放送局「NBCスポーツ」が伝えている。
メジャー歴代24位の通算1551勝(1517敗)を記録し、18年シーズン後にオリオールズ監督を退任したショーウォルター氏はボルチモアのラジオ局「105.7 The Fan」に出演。さらなる給与カットに不満を口にするスネルやフィリーズ・ハーパーに我慢がならないようだ。
「ファンはプレーヤー達が『こんな風に給与カットされるならプレーしない』と言っているのを聞きたくなんかない。それは明らかだ」
「こんな発言をするような選手は、悪いアドバイスを受けてるんだよ。私の選手には、こう言うよ、『お前たちは黙ってろ』って。ファンは、なんとか生活していくために一生懸命に働いているのに、お前たちが『給料が全額もらえない』と文句を言っているのを聞きたくないってね」
63歳のショーウォルター氏はヤンキース監督時代にジーター、リベラら「コア・フォー」をデビューさせた。ダイヤモンドバックス、レンジャーズ、オリオールズで監督を歴任して3度の地区優勝へ導いたが、選手の監督人気投票では嫌われ組の常連だった。果たして“嫌われ名将”の発言はスネルらに届くのだろうか。
(Full-Count編集部)