西武山川、6年ぶり9連勝に攻守で貢献 軽快ジャンプ「一つはアウトにしようと」
楽天&ソフトバンクとの6連戦へ「死ぬ気で頑張りたい」
西武の山川穂高内野手が30日のロッテ戦で攻守に貢献。チーム6年ぶりの9連勝の立役者になった。
1-1の3回1死満塁で、ロッテのエース石川に粘ってフルカウントまでもちこむと、149キロ速球を思い切り叩きつけ、三塁・大嶺翔の頭上を抜く左翼線二塁打で貴重な2点をたたき出した。守っては5回無死一塁で鈴木の一ゴロをジャンプ一番で好捕。着地と同時に素早く二塁に送球してピンチの芽を摘んだ。
100キロの体重で軽快な動き。「(ヒットは)正直何とか前に飛ばそうとしか考えなかった。守備はセカンドでひとつはアウトにしようと思った。自分は目の前の1球をしっかりやっているだけだが、9連勝は凄い」と山川。8月1日からいよいよ楽天、ソフトバンクとの6連戦が控えるが「強敵だが、死ぬ気で頑張りたい」とお立ち台で宣言した。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)