プロ野球、6月19日の開幕が決定 各球団の監督、選手の反応まとめ
ロッテ井口監督「スタートから突っ走っていきます」
日本野球機構(NPB)は25日、発出されていた緊急事態宣言の全面解除を受けて、2020年シーズンの開幕を6月19日とすると発表した。この日、オンラインによる臨時の12球団代表者会議を開催して、新型コロナウイルスの感染拡大により延期となっていた開幕の日程を決めた。当面の間は無観客開催となる。
6月19日のシーズン開幕の決定を受けて、各球団は監督や選手のコメントを発表した。
ロッテ:井口資仁監督
「開幕日が決まったということで、ようやく自分も選手たちも目標に向かって、進んでいけると思います。開幕日が決まらない状況で選手たちは難しい調整の日々が続いていました。その中でシーズンを戦える体を作り、感染症予防を徹底しながらプロとしての体調管理をしっかりと行ってくれたことを誇りに思いますし感謝をしています。イレギュラーなシーズンで試合数も減りますが、その中で今年のチームスローガン『突ッパ』をもう一度、思い出して戦い抜く、勝ち抜く。そんな一年にします。今まで経験したことがない戦いの中で思いがけない事もあるかと思いますが、どんな逆境にも負けず、勝利を目指して戦い抜く姿を見せることでファンの皆様に喜んでもらいたい。そう考えています。スタートから突っ走っていきます」
DeNA:アレックス・ラミレス監督
「ついに開幕の日程が決まり、大変うれしく思います。我々も、この決定をとても楽しみにしていましたし、何よりファンの皆さんも楽しみにしていたと思います。シーズンがもうすぐ開幕することを考えると、とても興奮しています。
チームは開幕に向けて更に準備を進めて参ります。日々、しっかりと最善の準備を行い、開幕戦に照準を合わせたいと思います。開幕は、もうすぐそこまで来ています。我々の今年の目標は、セ・リーグ優勝、そして日本一です。毎日、グラウンドに足を踏み入れれば、我々はベストを尽くします。ファンの皆さんも準備をして下さい。これから開幕する2020年シーズン、我々にとって素晴らしいシーズンにしましょう!」
西武:辻発彦監督
明確な目標が定められたので、我々はそこにむけて調整していくだけです。ファンの方々も開幕を本当に待ちわびていらっしゃったかと思いますので、とてもお待たせしてしまいましたが、楽しみにしていただきたいです。我々もしっかり開幕に向けて練習していきます。どんな形であれファンの皆さんに野球をお見せできることを楽しみにしています。
オリックス:西村徳文監督
「最初は無観客試合ということですが、日程が決まるということは、我々にとってはもちろんですが、ファンのみなさんにとっても、とてもいいことだと思います。“やっと始められる”“やっとファンのみなさんに見てもらえるんだ”そういう気持ちですね。しかし完全に終息したわけではないので、油断せずに気を引き締めて、そこへ向けて準備していかなければいけないと思います」