今オフFA田中将大は「連れ戻すのが賢い」 米メディアが2022年布陣を予想
田中将大はヤンキース先発3番手、大谷翔平はエンゼルス先発2番手と予想された
田中将大投手は2年後もヤンキースの先発ローテーションの中心だ。米スポーツメディア「ブリーチャーリポート」は大リーグ各球団の2022年の打線と先発ローテを予想。今季が7年契約最終年となる田中はヤンキースの先発3番手と予想されている。
田中のように20年と21年シーズン終了後にFAとなる選手について、ブリーチャーリポートはチームの経済的柔軟性や補強ポイントを見据えた上で去就を予想。また、若手有望株のメジャー昇格のタイミングも見極めてメンバー構成している。今オフに田中や昨季首位打者のルメイヒューらがFAとなるヤンキースだが、同メディアは2選手の残留を予想。「もし金額が理にかなったものであるなら、ヤンキースはマサヒロ・タナカとDJ・ルメイヒューを連れ戻すのが賢いだろう。両選手の退団は、ロースターに紛れもない欠点を残すことになるからだ」と理由を示し、田中をゲリット・コール、ルイス・セベリーノに次ぐ先発3番手と予想している。
また、エンゼルスでは大谷翔平投手を先発2番手と予想。先発1番手には21年後にFAとなり、年俸高騰が予想されるメッツの“雷神”ノア・シンダーガード投手と予想した。昨オフはゲリット・コール争奪戦で敗れるなどエース級の先発投手を補強できなかっただけに、同メディアは「シンダーガードはその問題をうまく解決するだろう」と予想している。
ブリーチャーリポートが予想したヤンキース、エンゼルスの2022年布陣は以下の通り。
【ヤンキース】
1(二)DJ・ルメイヒュー
2(右)アーロン・ジャッジ
3(遊)グレイバー・トーレス
4(左)ジャンカルロ・スタントン
5(捕)ゲーリー・サンチェス
6(三)ジオ・ウルシェラ
7(指)ミゲル・アンドゥハー
8(一)ルーク・ボイト
9(中)アーロン・ヒックス
先発:ゲリット・コール、ルイス・セベリーノ、田中将大、クラーク・シュミット(有望株)、ドミンゴ・ヘルマン
抑え:アロルディス・チャップマン
【エンゼルス】
1(二)デビッド・フレッチャー
2(右)ジョー・アデル(有望株)
3(中)マイク・トラウト
4(三)アンソニー・レンドン
5(指)ジャスティン・アップトン
6(左)ブランドン・マーシュ(有望株)
7(一)マット・タイス
8(遊)アンドレルトン・シモンズ
9(捕)タッカー・バーンハート
先発:ノア・シンダーガード、大谷翔平、グリフィン・キャニング、アンソニー・デスクラファニ、パトリック・サンドバル
抑え:タイ・バットリー
(Full-Count編集部)