ロッテ平沢、約2か月半ぶりの1軍昇格に意欲「しっかりやらなきゃ」
親子ゲームを指揮官視察、2安打の荻野貴を追加登録
4連敗で借金32を抱えるロッテは1日、チェン、平沢、井上、荻野貴の4選手を1軍登録した。この日は親子ゲームで、イースタン・リーグのヤクルト戦が本拠地で行われ、伊東監督も視察。2安打した荻野も追加で登録した。
伊東監督は「外国人(パラデス)も再調整ということで。(2年目の)平沢も滅茶苦茶いいほどではないが、大嶺(翔)も精彩を欠いている。絶対必要かというと、そこまでの力はないが、チャンスを与えたい。(他の選手の)刺激でもある」と話した。
5月18日に抹消された平沢は、イースタンで7月31日まで44試合に出場し、打率.235、4本塁打、15打点。1日の2軍戦は「7番・遊撃」でスタメン出場し、二ゴロ、左飛に終わったが、平沢は「バッティングは大分上がってきている。身体の軸を意識して、軸回転で打つことをテーマにしてきた。しっかりやらなきゃ」と意気込んだ。1軍では28試合に出場し、打率.211で本塁打ゼロ、三振も22と多かった。内野のレギュラー争いでは、三木、中村が頭ひとつ抜けており、今回の昇格が正念場になる。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)