巨人坂本、通算2000本安打のXデーは? 偉大な守備記録は来季開幕戦で達成も

巨人・坂本勇人【写真:Getty Images】
巨人・坂本勇人【写真:Getty Images】

坂本はあと116本の通算2000本安打到達、6月19日の開幕から週6日ペースで試合開催すると…

 新型コロナウイルスの影響で開幕を延期としていたプロ野球は25日、セ・パ両リーグ公式戦の開幕日を6月19日に決めた。約3か月遅れで、試合数は143から120に削減。当面は無観客で行われる。

 ようやく見えてきたプロ野球の開幕。大きく注目されるのは巨人・坂本勇人内野手の記録ラッシュだ。通算2000本安打へはあと116本。当初、期待された7月29日までの史上最年少記録は厳しくなったが、果たしていつ大台に到達するのか。坂本が昨季116安打に達したのは7月30日の広島戦、出場93試合目だった。

 今季の公式戦スケジュールは今後発表されるが、6月19日から月曜日を休みとして週6日のペースで開催されたとすると、今季93試合目は10月4日の日曜日。昨季と同じペースなら大台到達は例年レギュラーシーズン最終盤となる9月下旬から10月中旬となりそうだ。

 坂本は打つだけではない。遊撃手としての通算出場は歴代4位の1646試合。あと121試合で歴代1位の石井琢朗(現・巨人1軍野手総合コーチ)の1767試合に到達するが、今季120試合制で来季以降にお預けとなった。遊撃手として歴代2位の1761試合出場を誇る鳥谷敬は移籍したロッテで記録を伸ばす可能性を残しているものの、新天地の遊撃手には18年全試合出場の藤岡裕大がいる。さらに、今年39歳のベテランには不慣れな一塁など内野全ポジションでの活躍を期待されている。遊撃・坂本は今季全試合出場すれば、来季開幕戦で自ら華を添えることになる。

 その他にも坂本には通算250本塁打(あと27本)、1000得点(あと17得点)、350二塁打(あと2本)など記録達成が期待されている。新型コロナウイルスの影響で大幅に延期となったが、坂本の記録ラッシュを楽しめるシーズンとなりそうだ。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY