ダルビッシュ放出、レンジャーズの決断に落胆の声 米紙はGMの手腕を疑問視
ダルビッシュ放出に「信じられない」の声
今夏のトレードでダルビッシュ有投手をドジャースに放出したレンジャーズの決断に、批判の声が上がっている。
今季、苦しい戦いが続くレンジャーズはトレード期限となった7月31日(日本時間8月1日)にエース右腕をドジャースへと放出。代わりに外野手と二塁手のウィリー・カルフーン、右腕AJ・アレクシー、内野手のブレンドン・デービスの3選手を獲得した。
だが、このトレードを報告した球団公式ツイッターは炎上する事態に。批判の矛先は強化責任者のジョン・ダニエルズGMに向けられており、ツイッター上では「本当に信じられない」、「JD(ジョン・ダニエルズ)をクビにしろ」、「新しいGMをみんなで探せることを祈ろう」、「フロントオフィスは何をやっているんだ。自分を入閣させろ! 本当に落胆した。頼むからやめてくれ」などの声が上がった。
地元メデイアはさらに厳しかった。「ユウを放出したことは勇気のなかったレンジャーズGMの失敗補強」と厳しい論調で特集したのは地元紙「スター・テレグラム」電子版。ダニエルズGMの近年の補強方針について「恐れ知らず」とその積極性を評価していたというが、今回のトレードを痛烈に批判しており、「彼と彼のボスは敗者のチームを作り上げてしまったことを認めることはできなかった。ユウのトレードに関して、JDは踏み込めなかった」とレポートした。