グリエルが日本プロ野球とキューバ国内リーグの掛け持ちの過酷さを激白!?

「不可能とは言わないが、難しい」

 DeNAのユリエスキ・グリエル内野手が日本プロ野球とキューバ国内リーグとの掛け持ちの過酷さについて激白している。MLB公式サイトが報じている。

 現在プエルトリコで行われているカリビアン・シリーズにキューバ代表として参戦しているスーパースターは日本プロ野球へ適応する苦労についてコメントしている。

「最初はたくさんやることが多かった。生活や環境も全然違う。最初はすごくつらかった。一人暮らしだったからね。それまで、家族と一緒にリラックスしながら暮らしていたから。野球にも少しずつ適応していった。野球はカリブでやってきた野球とは全然違う。でも、時間が経てば経つほど、慣れてきたね」

 グリエルは2001年から13年まで所属したサンクティ・スピリトゥスからインダストリアレスに移籍したが、記事では父のルルデス・グリエル氏の健康上の問題が理由だったとしている。そんな家族思いのグリエルは横浜での生活に当初は寂しさを覚えたようだ。

 また記事では、グリエルが人生初の過密日程に苦しんでいる様子も紹介。キューバの国内リーグやキューバ代表としての試合は日本のシーズンがオフとなる時期に行われるため、休みがなく、心身ともにリフレッシュする時間がないようだ。

 昨年から経験している日本プロ野球とキューバの国内リーグの両立について、グリエルは「本当に難しい。世界中が日本はタフなリーグで練習量も多いということを知っている。我々は適応しなければいけない。我々はオフの少ないリーグに行って、そこからキューバリーグに参戦する。キューバリーグが終わるとまた日本に戻る。不可能とは言わないが、難しい」と語っている。

 海外でのプレーを自ら希望し、日本プロ野球の扉を叩いたグリエルだが、“海外組”の厳しさを痛感している様子だ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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