ダルビッシュ、新天地で“専属捕手”は? 指揮官は「ノー」を繰り返す
右腕の獲得を喜ぶロバーツ監督、意思疎通は「日本と英語、ハーフアンドハーフかな」
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、レンジャーズとのトレードで移籍したダルビッシュ有投手の獲得を喜ぶ一方で、“専属捕手”をつけることなどはしない方針を明らかにしている。
ダルビッシュは2日(日本時間3日)に新天地ドジャースに合流。この日のブレーブス戦前の囲み取材で、沖縄県那覇市生まれのロバーツ監督はダルビッシュとのコミニケーション方法について質問されると、おどけて見せた。
「日本と英語、ハーフアンドハーフかな。これは私の日本語向上にも役立つ。日本語についてはもっとヘルプが必要だけれど、シーズンが終わる頃には小学校の日本語を卒業できるぐらいになるのでは」
アメリカ人の父親と日本人の母親を持つロバーツ監督は嬉しそうな笑顔を浮かべた。だが、ダルビッシュの“相棒”についての質問になると、急に表情を引き締めた。
「専属キャッチャー? ノーだ。専属キャッチャーはつけない。ノーだ。我々には2人捕手がいる。すごく優秀なピッチャーがいる。スケジュールや、休暇、マッチアップの兼ね合いがある。誰がキャッチャーだろうが、ドジャースは勝てるチャンスを手にできる実力がある」