ボールはどこ? 台湾プロ野球で起きた“隠し球”投法が再脚光「球宴史上最高」
2015年に日本ハムに在籍したライブリーが19年台湾オールスターで“幻惑隠し球”を披露した
台湾プロ野球(CPBL)のオールスターゲームで起こった投手による“隠し球”が再脚光を浴びている。台湾プロ野球公式ツイッターは19年7月28日の台湾代表-CPBL選抜チーム戦で元日本ハム右腕ミッチ・ライブリーが見せた幻惑投法を投稿した。
まさに隠し球だ。2回にマウンドに上がったライブリーは左足を上げようとする前に、右手にもグラブにもボールがないことをアピール。その後、投球動作に入って投球した。これには実況も大笑い。打者は動じることなく132キロの直球を左翼線へ運んだが、投球前に審判が右手を左右に振ってタイムをかけていたからノーカウントとなった。
1年前に元日本ハムの助っ人右腕が見せた魔法のような投球。当時はカナダメディア「Bardown」は「元MLB投手が最もユニークな隠し球を成功させようとした」と見出しを付け動画を公開するなど話題となっていた。CPBL公式ツイッターは「CPBLの野球が恋しいって?? 2019年の球宴での最高のプレーの数々をお届けする。間違いなく球宴史上最高のハイライトだ!! たぶんね……」と紹介している。