西武が59年ぶり13連勝、西鉄時代以来&埼玉移転後は初 球団記録にも「1」
山川が決勝2点打、中村は先制打&24号ソロで2打点、首位ソフトBに5.5差
西武は4日、本拠地でのソフトバンク戦に8-4で勝利。1958年以来、59年ぶりの13連勝を飾った。1点を追う5回に浅村のタイムリーで同点に追いつくと、絶好調の山川が勝ち越しの2点二塁打。先発の野上は6回途中3失点で降板も救援陣がリードを守り、7回には4点を追加して快勝した。
西武は初回、中村のタイムリーで幸先よく先制する。しかし、先発・野上が4回に4連打を浴びて2失点。逆転を許した。
それでも、打線は5回に浅村が同点タイムリー。なおも、2死一、二塁の好機で山川が2点タイムリーツーベースを放ち、勝ち越しに成功した。山川は一気に三塁を狙ったものの、タッチアウト。しかし、ベンチに戻る際には笑顔が弾けた。
野上は6回にヒットと四球で2死一、二塁のピンチを招く。西武はここで武隈にスイッチ。中村晃にはタイムリーを浴びたが、代打・真砂は空振り三振に仕留めて1点のリードを守った。
武隈は7回も続投して無失点。すると、その裏には中村の24号ソロが飛び出し、貴重な追加点を奪う。西武はこの回にも打線がつながり、岡田、源田のタイムリーでさらに3点を追加。一挙4得点で試合を決めた。
8、9回は本田が投げ、1点を失うも快勝。13連勝は西鉄時代の1958年(9月14日〜10月2日)以来、実に59年ぶり。埼玉移転後は初の大型連勝で、1シーズンでの球団記録14連勝(1957年)にも「1」と迫った。2位楽天とは4ゲーム差のままだが、首位ソフトバンクとは5.5ゲーム差に。“2強”に割って入る勢いだ。
(Full-Count編集部)