メジャー開幕に向け選手会側が譲歩案提出 114試合のシーズン開催などを要望

メジャー開幕に向け選手会側が譲歩案提出した【写真:Getty Images】
メジャー開幕に向け選手会側が譲歩案提出した【写真:Getty Images】

14チームがプレーオフ、試合数に応じた全額の年俸など

 新型コロナウイルス感染の拡大で、メジャーリーグの開幕延期が長期化している。更なる大幅な年俸削減提案に強く反対している選手会側は1日(日本時間2日)、MLB機構に譲歩案を提出した。複数の米メディアが報じている。

 米紙「LAタイムズ」のビル・シェイキン記者は自身のツイッターで「選手会による反対提案」を詳細にまとめている。

〇6月30日~10月31日まで114試合のシーズンを開催

〇14チームがプレーオフで対戦(MLBもこれには同意見)

〇試合数に応じた全額の年俸

〇スプリングトレーニングの再開に伴う1億ドル(約107億円)の前払い給与

 MLB機構側と30球団のオーナーが合意した新たな年俸削減案では今季の年俸額に応じて削減され、高年俸選手ほど削減幅が大きくなり、トップクラスの選手では60%以上の金額がカットされることになるとされていた。

 これに対し選手会側はMLB機構からの提案を拒否。3月に合意していた試合数に応じた給与の支払いを求めるとともに、82試合とされていた試合数を114試合に増やすなど、新たな案を提案した形となった。

(Full-Count編集部)

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