イチロー3061安打で“ビジオ超え” ヒューストン地元紙も注目「不老の奇跡」

ブレーブス戦でセンター前ヒットを放ったマーリンズ・イチロー【写真:Getty Images】
ブレーブス戦でセンター前ヒットを放ったマーリンズ・イチロー【写真:Getty Images】

代打でセンター前ヒット、解説者も「素晴らしいスイング」と唸る

 マーリンズのイチロー外野手は4日(日本時間5日)、敵地でのブレーブス戦に代打で出場し、センター前ヒットを放った。メジャー通算3061安打として、クレイグ・ビジオを抜いて歴代単独22位に浮上。米メディアも続々と速報しており、ビジオがキャリア一筋でプレーしたアストロズの本拠地ヒューストンの地元紙も「不老の奇跡」と称えている。マーリンズは3-5で敗れ、連勝は2で止まった。

 2点を追う8回、イチローは先頭の中継ぎ左腕ガルシアの代打で登場。右腕ジョンソンの初球を捉え、センター前に運んだ。後続が倒れ、得点にはつながらず。マーリンズも追いつくことが出来ずに敗れた。しかし、地元テレビ局の実況はヒットを打った瞬間に“ビジオ超え”を伝え、解説者も「素晴らしいスイング」と唸る一打だった。

 イチローが抜き去ったビジオは、1987年のドラフト1巡目でアストロズに入団し、引退するまで移籍することなく同球団でキャリアを全うした名選手。88年にメジャーデビューを果たすと、07年までの20シーズンで3060安打を放った。2015年には米国野球殿堂入りも果たしている。

ビジオが所属したアストロズの地元紙は「球界における不老の奇跡」

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