ダルビッシュの左投げが新天地でも話題 指揮官驚き「左腕で色々なことできる」
ロバーツ監督「3球種を織り交ぜていた」
ダルビッシュ有投手の「左投げ」が新天地ドジャースでも話題となっている。
レンジャーズからトレードで加入した右腕は移籍後初登板となった4日(日本時間5日)のメッツ戦で7回3安打無失点10奪三振と鮮烈デビュー。そして6日(日本時間7日)にはその練習の様子に周囲から驚きの声が上がっている。
この日のトレーニングでダルビッシュが左投げを披露した様子を米記者が次々と速報。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のディラン・ヘルナンデス記者が自身のツイッターで「ユウ・ダルビッシュが左手でキャッチボール」と画像付きでレポートすると、複数の記者が左投げについて相次いで速報し、同紙のアンティ・マッカラ記者は「(監督の)デーブ・ロバーツはプレーオフのローテーションに左腕ユウ・ダルビッシュを起用するか質問されたが、曖昧としていた」、米メディア「ブリーチャー・レポート」のヴィンセント・サンペリオ記者も「左投げのスペシャリストであるユウ・ダルビッシュはワールドシリーズで最後のアウトを取るだろう」とジョークを交えて伝えた。
ロサンゼルス・タイムズ紙はその後、「彼はトレーニングの一環として両方の腕を使う」とレポート。ロバーツ監督は記事の中で「3球種を織り交ぜていた」と振り返り、「彼はボール、そして左腕で本当に色々なことができるね」と語っている。
ダルビッシュ自身、以前から左投げの動画を自身のインスタグラムで公開しており、昨年もブルペンでカーブとスライダーを器用に投じる動画を投稿。その際はファンから驚きの声が上がり、米メディアも「カーブとスライダー。アメイジングだ。我々は利き腕でも投げることができないだろう」と驚きをもって伝えていた。
新天地でも早速、その左投げが注目を浴びる形となった。
(Full-Count編集部)