阪神藤浪、最速154キロ救援も3イニング目に球速低下 2回0/3で3四球4安打3失点
ソフトバンクとの2軍練習試合で6回から救援
阪神の藤浪晋太郎投手は3日、ソフトバンクとの2軍練習試合(鳴尾浜)の6回から登板。6回は3三振を奪う力投を見せたものの、5-4で迎えた7回に2者連続適時二塁打で一時逆転を許した。大山の逆転3ランで再逆転した8回は2者連続出塁を許して降板。最速は154キロを計時したが、3イニング目は140キロ台まで落とした。
藤浪は1-4で迎えた6回から救援した。先頭打者から2者連続三振を奪い、田城への初球では154キロをマークした。田城へのフルカウントからの四球、川瀬の中前打などで2死一、三塁としたものの、野村を見逃し三振に仕留めた。
5-4と逆転した7回は長坂とバッテリーを組んだ。四球などで1死一塁から周東を146キロで3球三振に仕留めたものの、三森、谷川原に2者連続で左越え適時二塁打を許して逆転された。続く打者は遊ゴロに仕留めてピンチを脱した。
8-6で迎えた8回も続投。先頭・田城の右翼線二塁打、古澤の四球でピンチを招いたところで降板となった。8回は140キロ台まで落ち、2回0/3で4奪三振、4安打3四球3失点だった。
3月下旬に新型コロナウイルスに感染。チームが活動休止したこともあり、藤浪が対外試合で登板するのは3月18日のオリックスとの2軍練習試合以来77日ぶりだった。
(Full-Count編集部)