楽天、痛恨敗戦でソフトバンクに勝率で抜かれ首位陥落 岸が6回6失点と誤算
岸は4回に一挙5失点で5敗目、オリックスは最近6試合で5勝1敗と上向き
楽天が痛恨の黒星を喫した。11日のオリックス戦(京セラD)。序盤にはリードを場面もあったが、先発の岸が6点を失う誤算で逆転負け。首位陥落となった。
2回に1点を先制されたが、3回に先頭のオコエ瑠偉が左翼線への二塁打で出塁すると、銀次、ウィーラーの適時打で逆転に成功。だが、先発の岸が踏ん張れなかった。4回に1死二、三塁から若月に2点適時二塁打を浴びて、逆転を許すと、T-岡田にも右前適時打を浴び、マレーロには左翼ポール際への2ランを被弾。この回一挙に5点を失った。
4点差をつけられた打線は、6回に聖沢の中前適時打、7回にも島内の中前適時打が出て1点ずつを返し、追い上げたものの、反撃も及ばず。7回にトドメの2点を奪われた。右肘を痛めていた茂木が6月17日の阪神戦(甲子園)以来となる遊撃でこの日から先発起用されたが、勝利にはつながらなかった。岸は5敗目。楽天は試合のなかったソフトバンクに勝率で抜かれて首位陥落となった。
オリックスは打線が奮起して快勝。中島が4打数4安打2得点と活躍し、T-岡田、マレーロ、小島、若月が2打点ずつ。先発のディクソンは6回途中8安打3失点で降板となったが、8勝目。8月に入って5勝3敗、ここ6試合は5勝1敗と、夏場になってチーム状態が上向いてきている。
(Full-Count編集部)