鷹・柳田、3安打2本塁打4打点に「体はすごくいい」 謎のパフォは「特に意味ない」

ソフトバンク・柳田悠岐【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・柳田悠岐【写真:藤浦一都】

3回に左翼スタンド、7回には右翼テラス席に本塁打を放った柳田

 ソフトバンクの柳田悠岐外野手が、6月19日の開幕に向けて順調な調整ぶりを見せつけた。10日に本拠地PayPayドームで行われたオリックスとの練習試合。3回に左翼スタンドへのソロを放つと、7回には右翼ホームランテラス席への3ラン。この日は3安打2本塁打4打点と大爆発した。

 3回2死走者なしで迎えた第2打席。オリックス先発のアルバースが投じたツーシームにややタイミングを外されながらも、自主トレ仲間の吉田正の頭上を越え、左翼スタンドまで運んだ。7回にはヒギンスのチェンジアップを右翼ホームランテラス席へと叩き込んだ。

 1試合2発に試合後は「体はすごいいいんで、あとはこのコンディションを維持してシーズンで結果残せるように調整するだけですね。足を使って粘れている。イメージではしっかり粘れているのはあります」と振り返った柳田。練習試合もこの日が8試合目。鷹の主砲は順調に開幕に向けて状態を上げているようだ。

 2本の本塁打ともにダイヤモンドを一周すると、ベンチの前ではチームメートと“エアハイタッチ”。そして、中継カメラに向けて両手の親指と人差し指を立てるホームランパフォーマンスを披露した。ただ、その意図については「特に意味はないです」と3連発。これまでの「3150ポーズ」についても「予定は未定です」と濁していた。

 この日は吉田正にも一発が飛び出して“超人2人”がアベック弾で共演した。柳田は「今日は正尚がホームラン打ったので、僕も打ててよかったです。素晴らしいバッターなんで、そういうバッターのホームランをまざまざと見せつけられたので、打てて良かったです」とコメント。9日後の開幕に向けても「1試合フルで出てますし、だんだん気持ちも入ってきています」と、徐々に気持ちを昂らせているようだった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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