ソフトバンク通算1000勝、13年目で到達 今季70勝にも12球団一番乗り
バンデン11勝目&デスパ26号ソロ、モイネロが7回途中から好救援
ソフトバンクが球団通算1000勝に到達した。15日のオリックス戦(ヤフオクD)。序盤に奪ったリードを守り、5-3で勝利。12球団一番乗りで70勝に到達し、「ソフトバンクホークス」が誕生した2005年から13年目で通算1000勝目をあげた。
2回にオリックス先発の金子千尋をつかまえた。1死一、二塁で、明石が右中間を破る2点適時三塁打を放って2点を先制。さらに、2死二塁で、高谷の放った二塁への内野安打の間に、二塁走者の福田が一気に本塁を突き、3点目のホームを踏んだ。4回には先頭のデスパイネが右翼ホームランテラス席へ飛び込む26号ソロを放って、1点を加えた。
先発のバンデンハークは、オリックス打線を6回までわずか2安打に封じる投球。だが、7回に中島に中堅フェンス直撃の二塁打を許すと、西野に右越えの2ランを被弾。さらに、続く伊藤にも左翼スタンドへ2者連発となるソロを浴び、1点差と迫られた。ここで、工藤公康監督はモイネロへのスイッチを決断。キューバ人左腕が安達、T-岡田、吉田正を見事に封じ、反撃を食い止めた。8回には明石がタイムリーで追加点。バンデンハークは自己最高を更新する11勝目をマークした。
オリックスは3連敗。先発の金子千尋は4回までに4点を失ったものの、5回以降は粘りの投球。だが、7回6安打4失点で7敗目。打線も7回に西野、安達が2者連続アーチを放って、1点差まで詰め寄ったが、及ばなかった。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)