剛球動画で注目集めた169キロ19歳左腕 ダルビッシュ所属のカブスが4巡目で指名
テキサス州サンジャシント短大に所属するルーク・リトル投手
MLBのドラフトは11日(日本時間12日)、2日目を迎え、2巡目指名から5巡目までの指名が行われた。新型コロナウイルスの感染拡大により、従来の40巡目までから大幅に縮小された今ドラフト。SNSに投稿した最速105マイル(約169キロ)の剛球動画から注目を集めることとなった19歳の左腕ルーク・リトル投手がカブスから4巡目(117位)で指名された。
テキサス州サンジャシント短大に所属するリトル投手は身長203センチ、体重108キロの大型左腕。5月9日に自身のツイッターで、ヤンキースのアロルディス・チャップマン、カージナルスのジョーダン・ヒックスのギネス世界記録105.1マイル(約169.1キロ)に肉薄する105マイル(約169キロ)を計測するブルペン投球の映像を公開した。
これがSNS上で大きな反響を呼び、ナ・リーグで2018年にMVPに輝いたブルワーズのクリスチャン・イエリッチ外野手が反応。「左対左(ルーク対イエリッチ)で面白い対決になりそうだね」とコメントし、イエリッチのほかにも現役メジャーリーガーが反応していた。
リトルはMLB公式のドラフトプロスペクトランキングでは166位に位置付けられており、サンジャシント大学同期のミッチェル・パーカー、ブランドン・バードセルらの3人も5巡目までに指名される可能性があるとされていた。米スカウト団体「Prep Baseball Report」は、リトルが3巡目までに指名されると予想していた。卒業後はサウスカロライナ大学に進学予定だとされていたが、この19歳左腕はどのような決断を下すのだろうか。
(Full-Count編集部)