ヤンキースが「コア4」の1人、ペティット氏の「46」を永久欠番に制定へ

メジャー通算256勝、広島に復帰した黒田も一目置く存在

 ヤンキースが2013年に現役引退したアンディ・ペティット氏の背番号「46」を今夏に永久欠番に制定すると複数の地元メディアが伝えた。ペティット氏の息子ジョシュさんも、自身のツイッターで「ヤンキースが8月23日をアンディ・ペティット・デーとする。『46』の永久欠番とモニュメンタル・パークの記念碑で彼を称える」と公表している。

 メジャー通算256勝153敗、防御率3.85で、ヤンキースでは219勝127敗、防御率3.94と活躍。デレク・ジーター氏、マリアノ・リベラ氏、ホルヘ・ポサダ氏とともに名門球団の「コア4」と呼ばれ、5度のワールドシリーズ制覇に貢献した。黄金時代を支えた左腕は、往年の名選手たちに加わり、ヤンキースタジアムのセンター部分にあるモニュメンタル・パークにその名を永遠に刻む。

 また、ペティット氏は広島に復帰した黒田博樹投手と2年間、チームメートとしてプレーし、黒田自身も一目置く存在。昨年9月25日、黒田にとってヤンキース最後のマウンドとなったオリオールズ戦では、昨季限りで引退したジーター氏の本拠地最後の勇姿を見届けるため、ヤンキースタジアムを訪問。当時、引退の可能性も考えていた黒田から、ロッカールームで去就問題について相談されたと地元メディアに報じられている。

 ヤンキースは、ジャッキー・ロビンソンの功績を称えて全球団が共通の永久欠番としてる「42」(ヤンキースではリベラ氏の番号としても欠番に制定)を含め、メジャー最多の19人、17種類の背番号を永久欠番としている。ペティット氏「46」を加えると、20人、18種類となる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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